・1952(昭和27)年滋賀県長浜市生まれ。
・広島大学大学院教育学研究科博士後期課程修了、博士(教育学)。
・広島大学助手、高松短期大学講師、高知女子大学助教授を経て、文部科学省初等中等教育局
 小学校課教科調査官(道徳担当)として14年間勤務。
 その後、昭和女子大学大学院教授として勤め、平成29年4月より現職。
・日本道徳教育学会会長。「小さな親切運動」本部・顧問。心を育てる教育研究会を主催。
「特別の教科 道徳」の設置に関して、文部科学省の専門家会議副座長、中教審道徳教育専門部会主査を務める。
・専門は、道徳教育学、教育社会学、教育学。
 幼稚園から高等学校までの道徳教育の充実について、海外での調査研究や、全国の学校における
 道徳教育実践等に関わり、特に総合単元的な道徳学習を提唱し、一人ひとりの生き方を考える道徳教育の
 理論的・実践的な研究に研究者や現場の先生方と一緒に取り組む。
・主な著書として
 『総合単元的な道徳学習論の提唱』(文溪堂)『「道徳の時間」成立過程に関する研究』(東洋館出版社)
 『あたらしい道徳教育の理論と実践』(東洋館出版社)など。
 共編訳著として
 ウイルソン他『世界の道徳教育』(玉川大学出版部)。
 編著として
 『各教科で行う道徳的指導』(教育開発研究所)、 『道徳で学校・学級を変える』(日本文教出版)
 『道徳の時代がきた!』(教育出版) 『道徳の時代をつくる』(教育出版)
 『道徳教育の理念と実践』(NHK出版)、『自ら学ぶ道徳教育(第2版)』(保育出版社)
 『新教科道徳はこうしたら面白い』(図書文化)
 『生徒も教師もワクワクする道徳授業 中学校編』(東京書籍)
 『アクティブ・ラーニングを位置付けて小学校「特別の教科道徳」の授業プラン』(明治図書)など多数。
 また、平成14年度より全国の小学生・中学生に配布された『心のノート』(文部科学省)の作成に中心的に携わる。